容赦と安寧
歌:『黒雨』&「咲玖」
詞:mizunowater/恩田 啓夢
曲:染井 シュウ
『ゆっくり侵食してゆくような
心地悪い温度に溶かされる前に
距離を置かせて 逃げさせて』
「土足で心を踏み躙らないよう
細心の注意を払って
飲み込む言葉はどこに吐けばいい」
『例えば 今 何もかも
消え去る時が来たとして
笑う僕を許せないなら
君の望む 居場所はここにはない』
『「泣いて叫んで叶うなら
初めからこんな願いなんて
星にも神にも祈らないよ
ねぇ 右にも左にも行けない
八方塞がりな毎日で
どれだけ受け入れたら その安息は手に入るの?」』
「凄凄切切 解り合えない
この空洞を何で埋めよう
触れようと手を伸ばしてみても」
『許容範囲は極めて狭い
その手をどう切り落とそう
指先一つ掠めていかないで』
「例えば 今 心変わりして
その笑顔が本物になっても
疑いそうで怖いんだよ
今更 君を救えない...?」
『「駄々をこねる子供みたいに
あれも嫌でこれも嫌いキリがないな
いっそ わかり易く線引きして
八方塞がりな毎日でも
仮初めの安息を手に入れてみようか」』
『ゆっくり侵食してゆくような
心地悪い体温に溶かされるように
この感情を焼き切って』
「土足で心に踏み込みながら
注意する事も忘れて
この言葉は君に吐き出そうか」
『「...なんて出来もしない理想」』