静かな夜

強がらなくていいと分かっていても

泣きたい時に泣くって簡単な事が

難しく感じたり やり方を忘れたり

 

「空元気も元気のうちだよ」

それはそうなのかもしれない

だけど そう言われればそれはそれで

どうしようもなく泣きたくなって

叫びたくて途方に暮れる

 

もし 今すぐ自分の心に素直になれたら

泣いて 叫んで 笑って

馬鹿な悩みだったなぁって

思えたりするのかな?

 

こんな静かな夜にはいつも

あなたの言葉を思い出します

「もう頑張らなくていい」

「いっそ倒れてもいいんだよ」

溢れ流れた涙はとめどない

 

長いこと立ち止まっていたせいで

歩き方を忘れてしまったようで

踏み出す足は右?左?どっちからだったっけ

それとも どっちからでも良かったんだっけ

 

いつまでも歩き出せずに困っていると

あなたが不意に後ろから背中を押す

転ばないように咄嗟に踏み出したまま

一歩 また一歩と歩き出せたんだ

 

こんな静かな夜にはいつも

あなたの言葉を思い出します

「立ち止まってもまた歩き出せる」

「何度でも教えてあげるから」

また溢れた涙で溺れそうで

 

強がらなくていいと分かっていても

泣きたい時に泣くって簡単な事が

難しく思えて仕方なかったあの頃の僕は

今あなたを想って泣きじゃくっています

 

もうここにいないあなたへ

もう二度と会えないあなたへ

大丈夫、泣き終わったら歩き出すから

 

さよなら...