ユメウツツ

君ありて、幸福

部屋

君と過ごす日々の為に 散らかしたまま、僕を囲んでいた 宝物を片っ端から仕舞い込んだ君の居場所を空ける為に 要るものも要らないものもお構い無しに 片っ端から仕舞い込んだ一つ一つ天秤にかけながら 君と暮らす事より大切なものがあるか 君より価値のある…

最終列車

自分のレールは自分で敷くよ だから、放っておいて 自分のレールは自分で走るよ だから、構わないで速くなくていい 静かじゃなくてもいい 海に溺れようとも 嵐に見舞われようとも ただ、動けばいい君は君のレールを敷けよ 僕は決して邪魔をしない 君は君のレ…

二度と会えないということ

「お前は、誰かの死を目の当たりにした事はある?」俯き、サラサラとさした髪で隠れた顔を少し上げて 優しい瞳が問いかける僕はまだ、大切な人を失った事は無い 人の死に触れたことも...「いつか...絶対に来る、その瞬間は 言葉には代え難い だけど、覚えておい…

ユメ

僕はまた、夢を見ていた 君の隣を歩いている幻(ユメ)を 共に生きている理想(ユメ)を僕と同じ道を進んでくれる人など 初めからいなかったというのに永いこと、夢を見ていた目を覚ませば簡単な答えだけが ただ、ポツリと転がっていた僕はずっと独り...自己満足…

天使の涙

あの日僕は、僕にお別れをした… 目が覚めるとそこは見知った場所だった この辺りで一番大きな教会 僕が育った"家"中に入ると人気は無く、瓦礫で床も疎らにしか見えない 上層部の長年に渡る不祥事が原因で 先日、内部崩壊が起きて潰れてしまった僕はその不祥…

ブログ限定公開イラスト

閲覧ありがとうございます 恐らくTwitterのお知らせツイートから URLをポチっとして、わざわざ来てくださったのでしょう・・・愛してるという訳でコチラ⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎ブログ限定公開イラスト1枚目です✨我が家の看板息子の冬羽と、彼の仲間であり保護者的ポジシ…

新年の御挨拶

遅ればせながら明けましておめでとうございます mizunowater創作事務所です小説の打ち切り、更新の停止など 昨年はサボり大魔神でございましたというのも 事務所の背景担当である染井シュウが見事 水野家の居候を脱し、独り立ちした為に 活動方針の見直しや…

虚無の海

泣けば音が止みますか 責め立てるようなこの音は狂えば息は止まりますか 捲し立てるようなこの鼓動もこの眼に見えているものはなんでしょう あの日、あの時、例えばわたしが 貴方を信じて愛し続けたなら ここに貴方はいるのでしょうか わたしの隣にいるので…

『相対』✱参

俺はその目をよく知っていた 嫌という程、見慣れていたんだ 俺には五つ年の離れた兄がいた 特別、頭がいいとか顔がいいとか そんなんじゃなかったけど とにかく優しい兄だった いつも俺のくだらない遊びに付き合ってくれて 母親の手伝いも率先してやりながら…

VanneキャラクターソングVol.2 絆

容赦と安寧 歌:『黒雨』&「咲玖」 詞:mizunowater/恩田 啓夢 曲:染井 シュウ 『ゆっくり侵食してゆくような 心地悪い温度に溶かされる前に 距離を置かせて 逃げさせて』 「土足で心を踏み躙らないよう 細心の注意を払って 飲み込む言葉はどこに吐けばいい」 『例…

VanneキャラクターソングVol.2 絆

Day and Night 歌:『冬羽』&「襲」 詞:mizunowater/恩田 啓夢 曲:染井 シュウ 『今 この手に掴む 好奇心を捨てるなんて出来ない』 「また 目を離すと 見えなくなるその姿を追いかけて」 『どんなに 遠く突っ走っても 引き戻してくれる お前の手があれば きっと …

静かな夜

強がらなくていいと分かっていても 泣きたい時に泣くって簡単な事が 難しく感じたり やり方を忘れたり 「空元気も元気のうちだよ」 それはそうなのかもしれない だけど そう言われればそれはそれで どうしようもなく泣きたくなって 叫びたくて途方に暮れる …

『相対』✱弍

どれくらい経ったのだろう ふと目を覚ますと 更衣室の床に寝ていた いや、寝かされていたというべきか そこに結斗の姿はなく ただ傍らには衣装が綺麗に並べられていた それが僕の着る分だと理解して勢いよく起き上がる 撮影は?どうなった? あれからスタッ…

『相対』✱壱

草木が枯れ、動物達の眠る頃 僕は"奴"と出会った…… ✱✱✱ 「え、外部の子供と仕事ぉ? やだ!ぜーったいヤダ!!」 咲玖に呼ばれてカフェに来て 奢ってくれると言うのでケーキを3つ頼んだところで こんな事なら来なければ良かったと後悔した 「やだ…って、もう決…

Vanneに100の質問!

「どーも、襲です 質問100個?めんどくせぇ... 早く終わらせようぜ」 好きな色は? 「モノクロとかアースカラー」 好きな食べ物は? 「蟹...タラバガニ」 好きな匂いは? 「香水ならブルガリのプールオム使ってるけど...」 好きなアイスの味は? 「チョコ系…

Vanneに100の質問!

「よろしくお願いしまーす あ、自己紹介?おやつサクサク咲玖くんです この挨拶そろそろやめたい... えっと、100の質問か...頑張るね!」 好きな色は? 「オレンジかな」 好きな食べ物は? 「イカ焼きだよ」 好きな匂いは? 「カモミールかな」 好きなアイス…

Vanneに100の質問!

「やっほー黒雨だよぉ 100の質問ね...うんうん、暇だな君達 しょーがないからこの可愛い黒雨さんが優しく答えてあげちゃう。感謝してよねー♪」 好きな色は? 「緑、紺、みずいろ」 好きな食べ物は? 「あけびー え、あけび知らないの?うわぁ...」 好きな匂…

襲生誕祭

「やらなくていい」 しかめっ面で遠慮しているのは 本日の主役、襲 今日は彼の誕生日という事で 冬羽を筆頭にVanneのメンバー達が お祝いすると持ち掛けたのだが 「祝う気があるなら冬羽と黒雨は今日一日だけでも大人しくしててくれ パーティーなんざ必要ね…

Vanneに100の質問!

「うぇーい!冬羽でっす★ なになに?100の質問? うっは、多いwwやばいww いいぜー、なんでも答えちゃうよー♪」 好きな色は? 「明るい系だなー、ショッキングピンクとか、赤とか♪」 好きな食べ物は? 「肉!焼肉!ハンバーグ!」 好きな匂いは? 「バニラの…

『決着』

「なるほど、面白い冗談だね」 ここに来て襲の名前が出てくるとは思わなかった この件に関して彼は完全な蚊帳の外だと思っていた 「冗談じゃない...本当に襲に頼まれたんだ そうでなきゃ俺は何も知らずに過ごしていたよ 黒雨の言う通り、冬羽に異変は無かっ…

『容赦と安寧』

「冬羽に、何をしたのかって聞いてるんだよ...黒雨」 オフ日の午後4時、咲玖に呼び出されて彼の部屋に来ていた 問いただされているのは何の事だろう? さっきから考えているけれど 一向に思い当たらない 「んー...今日はトワたんに会ってないから何もしてな…

VanneキャラクターソングVer.襲

「silentvoice」 唄:襲 作詞:MWCO 作曲:MWCO 通り過ぎた後悔の痕 数える度に増えてゆく 言葉に出来るような 想いなら こんなにも 仕舞い込んだりしない Please find a way to forgive me 抱えきれずに捨てた心は 二度と取り戻せない場所にある 綺麗なまま Do…

VanneキャラクターソングシリーズVer.咲玖

「peace of the world」 唄:咲玖(Vanne) 作詞:MWCO 作曲:MWCO 平穏な日々 朝日に照らされ目を覚ます 今日も誰も泣かないような世界を願って 優しいだけの言葉しかかけられないけど きっと何もしないよりはマシと信じて どうか微笑んで僕に見せて 愛しい愛し…

VanneキャラクターソングシリーズVer.黒雨

「人間嫌い」 唄:黒雨(Vanne) 歌詞:MWCO 作曲:MWCO 友情 同情 愛情...散々 申し訳程度の喜怒哀楽も 脆弱な人間らしさも 消え去ってしまえばいいのに まさか まさかねぇ 本当に死ぬほど嫌いだなんて 思ってないでしょ 思ってくれないでしょ 証拠に息の根止め…

Vanneキャラクターソング Ver.冬羽

「Secret Word」 唄:冬羽(Vanne) 作詞:MWCO 作曲:MWCO さぁ、教えてくれ君の回答(こたえ)を この心 満たせるだけの中身はあるの? 未だ知らないコトを知りたいから 今ここで 明かしてくれ SecretWord! "もしも"なんて とても曖昧な 好奇心に負けるのも 悪く…

『"だろう"とか思っているから』

「俺、死んだらどーなるのっかなー?とかそんな好奇心は薄れたんだけどさ、じゃあ果たして殺されたらどうなるのっかなー?なんて思い始めたんだけど、お前どう思う? ...ねぇ、黒雨」 二人きりの楽屋で 唐突に、けれどほぼいつも通りに 冬羽の"好奇心"が発揮…

VanneSTORY 惹かれるもの

「シーン72 カット6 テイク2!」 助監督の掛け声と共に カチンっとボールドが鳴り演技が始まる 「...俺の事、本当にもう好きじゃないの?」 目の前にいるのは昔の彼女 俺は彼女と再会し、別れたことを後悔して 彼女の気を引こうと必死になる そんな"役" 「カ…

干渉

なかなかにぶっちゃけた話をすると 俺は彼が苦手だった 素の彼はいつも笑顔 別にその笑顔が嘘っぽいなんて事はないし むしろ周りまで明るい気持ちにさせる 素敵な笑顔だった けれど、俺はその笑顔の真裏のところに潜む "何か"が怖くて、不安で、心配だ 間借…

伝わる想い...

「シャーロット...シャーロット、おい」 「にゃーん...」 てしてしと尻尾で床を叩きながら 黒猫のシャーロットが振り向く 「お前、俺のピアス持っていっただろ どこへやった?返せよ」 「ニャー...」 バレたか...という目をして 仕方なくピアスを持ち込んだ…

君を生きるのは...

神を信じながら 神に縋りはせず 生きている子供がいる 「神様が僕を見守ってくれることはあっても 僕を生きるのは僕しかいない」 そう言って、生きている子供がいる... 「こまいぬさーん♪おはようさんさん♪」 深い紺の着物を着て 黒髪に紅い髪留めをした少年…